「自分のペースで出来る!」 「あまり通学しなくて良い!」など、通信制高校のメリットはよく聞きますが、
今日は敢えて、通信制高校のデメリットをお伝えし、どのように改善していけば良いかお話させて頂きます。
デメリット① 自分で勉強を進める必要がある
通信制高校は基本的に自学自習です。
レポートも自分で教科書を見ながら作成しなければなりません。
誰かが勉強時間を決めてくれる訳でもありません。
自分で勉強時間を確保し、自ら学習に取り組んで行かなければなりません。
これが大変で、通信制高校に何年も在学している人や、登校しなくなる人も少なからず存在します。
卒業後、「この大学に行きたい!」 「早く働いて自分でお金を稼ぎたい!」といった将来の目標があれば、自宅学習も積極的に取り組めるかもしれません。
しかし、「何を目標にすれば良いかわからない」、「学校に行くだけでもしんどい」など、自分だけで勉強を進めるのが難しいと思う場合は、サポート校や塾といった機関を利用し、継続的に勉強を進められる環境を整えることが必要となります。
デメリット② 人との関わりが少ない
通信制高校のスクーリングは学校により差はありますが、
全日制や定時制よりもクラスメイトや先生と関わる時間が少ないのが現状です。
また、通信制高校には不登校やいじめを経験している人も多いため、そのような経験から人間関係に恐怖心を抱いている人もいます。
しかし、そのような環境だからこそ同じような悩みを共有し合える人も多く、心の底から理解し合える友人を作ることが出来ます。
そして、学校では友人が作りにくいなぁと感じたとしても、学校だけが人間関係を作る唯一の場所ではありません。 自分の時間が自由に使える分、アルバイトやボランティア、趣味の活動、サポート校や塾を通して、人間関係を広げられることは、逆に通信制高校のメリットとも言えます。
このように、デメリットと言っても悪い事ばかりではなく、逆にそれを利用して「一番のメリット」に変えることが出来ます!
「通信制ってあまり良いイメージがないし、どうしようかな?」と悩まれている方も、全く心配する必要はありません。
これまで通信制にあまり良い印象を持たれていなかった方は、これをきっかけに前向きに考えてみて下さい。